RUN × FREEDOM
どうも、ズッキーニです!
いよいよですね!
『Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock'n'Roll TOUR~<SUNNY STAGE>』
似たような人もいるかもしれませんが、個人的には配信を含めて2年9ヶ月ぶりの有観客Aqoursワンマンなんです!
さすがに楽しみが過ぎるぞ…ってなわけで、このライブに向けてという感じとは少し違うかもしれませんが、いま思っていることあれこれ書いていきたいと思います。
話があっちこっちするかもしれませんが、ここぞとばかりに話をさせてください。
お付き合いいただけたら嬉しいです。
〇RUN KAKERU RUN
『RUN KAKERU RUN』を聴きました。
ということで、改めて、松浦果南ちゃん誕生日おめでとう!
果南には「泳ぐ」イメージがありますが、「走る」イメージの方が強い今日この頃。
歌詞の所々から『未熟DREAMER』を彷彿とさせつつ、成長した果南の姿を感じて、聴くたびに心打たれています。
この曲の歌詞ですごい言いたいところがあるんです。
1Aと2A、ラスサビ前の歌詞の変化がすごくて。
1A
ねえ聞いて ずっと考えてたこと
どうしたらみんなが幸せになれるかな
大好きな人が にっこりと笑う
それで それだけで嬉しい
2A
ねえ聞いて 今日はやっぱり会いたくて
どうしても我慢できない わがまま気分
大好きな人と にっこりと笑う
それで それだけで楽しい
ラスサビ前
ねえ聞いて ずっと考えてたこと
どうしたらみんなと幸せになれるかな
『RUN KAKERU RUN』より
1Aでは、みんなの幸せを願っているんですが、2Aとラスサビ前では、みんなとの幸せを願っている歌詞になっているんです。
果南は鞠莉の幸せを一方的に考えていたけれど、それは鞠莉にとっての幸せとは離れていて。鞠莉の幸せの中には果南との時間も含まれていて。
自分の気持ちを犠牲にしないでわがままを言えるようになったこと。
その成長が明確に表れている歌詞がとても響きました。
そして、爽やかな曲調が果南の吹っ切れた心をも表しているようで、大好きな曲になりました。
〇忘れられない台詞
話は変わりますが、5年以上前からずっと忘れられない言葉があって、『RUN KAKERU RUN』を聴いて改めてその言葉を考える機会になりましたので、ここいらでアウトプットしておくことにしました。
僕が忘れられない言葉、というかシーンというか難しいところですが、
それはラブライブ!サンシャイン!!1期12話のシーン。
善子「自由に走ったら、バラバラになっちゃわない?」
TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』1期第12話「はばたきのとき」より
それは、Aqoursが自分たちの向かうところを見つけた千歌に善子が投げかけた言葉です。
千歌
「μ’sのすごいところって、きっと何もないところを、何もない場所を、思いっきり走ったことだと思う。みんなの夢を叶えるために。自由に、まっすぐに、だから飛べたんだ!
μ’sみたいに輝くってことは、μ’sの背中を追いかけることじゃない。自由に走るってことじゃないかな。全身全霊、何にも囚われずに、自分たちの気持ちに従って」
TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』1期第12話「はばたきのとき」より
憧れているうちはその対象を超えることができない、とはよく言われることですよね。
(これに関してはスクスタ第35章を読んでくださいとだけ言わせていただいて、ここではそれ以上はやめておきます。)
憧れのものになったところで二番煎じと言われる、どころか別の人間が同じものになれるわけがありませんから苦しみ続けるだけかもしれません。
その存在が大きければ大きいほどに。
そこで先ほどの千歌の台詞。
実際、そんなこと言われても急には理解できないですよね。
それに ”自由に走ったらバラバラになる” なんて、少なくとも僕には解説の必要がないくらい至極当然に思い浮かぶことに思えます。
そうなんですよ。善子って、すごく現実的なことを言う子なんですよね。
いや、ほかのメンバーが現実的ではないとかそういうことではなく、絶対的な話として。
堕天使ヨハネとしての一面を持つ善子は、その一面がある故に後悔することもたくさんあるけれど、それでも堕天使としての気持ちは変わらない。
その揺れ動く心があるからこそ、 ”現実” を見ることができる子なんだと思うんです。
僕の数少ない記事の中で、以前、周りが見えていないと真っすぐ歩くことはできないということを書いたことがありました。
(どこかで見聞きしたような気がしてどこで誰が言っていたのか全く覚えていませんがずっと心に残っていることでした。)
ただ、周りばかり見ていても歩こうとしなければ、周りなんて見てる意味がないと思いませんか?(とりあえず誤解は恐れないスタイルです。)
自分は何者なのか。
自分は何をしたいのか。
自分はどうありたいのか。
結局、自分自身と向き合うことができなければ、そもそも進みようがないんです。
いわゆる ”内省” というやつに当たるかと思います。
それって、”自分自身” という現実と向き合うってことじゃないですか?自分を定義するってことじゃないですか?
(就活セミナーも怪しい勧誘も始まらないです。大丈夫です。)
”津島善子" と ”堕天使ヨハネ” という揺れ動く世界にいるからこそ、現実と向き合って自分自身は何者なのかを定義していく必要があるのではないでしょうか。
そして、現実と向き合う力があるからこそ、周りに何があるか見えてくるのではないでしょうか。
善子
「今こそがリアル。リアルこそ正義。・・・ありがとね。」
TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』1期第13話「サンシャイン!!」より
堕天使ヨハネという、言ってしまえば空想の憧れの存在がありつつも、やっぱり現実の自分が仲間と、友達と一緒にスクールアイドルとして活動できることが嬉しくてたまらないんだなって、”現実” が大好きなんだなって思うわけです。
そしてそんな善子だからこそ、至極当然にも思われる疑問が生まれたのではないでしょうか。
自由に走って輝く、それがただの目標では足りない。
何のために、輝くのか。どこへ向かって、走るのか。
「自由に走ったら、バラバラになっちゃわない?」
先に進むためには誰かが千歌に問わなければならなかった。
それを問うたのは、善子だった。
果南「自由に」
鞠莉「RUN AND RUN」
ダイヤ「自分たちで決めて、自分たちの足で」
花丸「なんかワクワクするずら!」
ルビィ「ルビィも!」
曜「全速前進、だね!」
TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』1期第12話「はばたきのとき」より
みんなが、それいいじゃん!決定!みたいな空気になってるときにそれを覆すような冷静なこと言うのって本当にリスクが大きくて勇気がいるんですよね…(僕の場合は失敗談で、なかなか言い出せないまま煮詰まってしまい、これでいいか!となったタイミングでぶち込んだので最悪のタイミングだったわけですが。)
しかし、善子は冷静に、物怖じせず、誰も言えないことを言えちゃう子だったわけです。
そして、この顔である。
グループの中の自分の立ち位置だったり、今言わなければいけないことだったり、全てを理解した上で言ってますよとでも言わんばかり顔である。
どうしてこの善子の台詞が好きかって、善子のそういうところが好きなんだからだと思います。
善子は普段は堕天使キャラを他のメンバーにイジられたり、堕天龍鳳凰縛をかましたりと、1年生らしいコミカルな立ち回りをすることが多いですよね。
一方で、自分の ”現実” を見つめている善子が、Aqoursというグループの ”現実” を見つめることができるんです。
逆を言えば、”現実” を見つめることができる善子が、メンバーに受け入れられて、普段は自分の ”大好き” 全開で過ごしているという現実。
(いや、善子めっちゃかわいいじゃん…。というか「善子のギャップにやられてます」の一言で2000文字くらい削れるやろ。)
ここはもう好みの問題ですが、他のメンバーが千歌に対して、きょとんとして質問するのも、微笑んで見守るように質問するのも、この台詞には似合わないなって思いました。
そして善子のこの台詞、梨子を見て言っていて、
梨子「どこに向かって走るの?」
TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』1期第12話「はばたきのとき」より
という梨子の台詞に繋げているんです。
善子がナイスパス過ぎて、この子はメンバーのことをどこまで理解しているんだろうかと感嘆するばかりです。
(善子、お前ってやつはあぁぁぁぁぁぁ!!!!!・・・・・・語彙力と時間が尽きそうなので、一旦切り替えていきましょう。)
(というか、梨子に懐いているというだけ説もあったりします?)
(というか、鞠莉の「RUN AND RUN」って台詞、(え、なに、匂わせ…?)って思ってしまったんですが………匂わせですか?)
〇自由に走ること
『RUN KAKERU RUN』を聴いて改めて先ほどの善子の台詞を考える機会になったと書きましたが、それはなぜか。
まあ、それは単純に「砂浜」「夕日」「RUN」というワードから連想されたというだけなんですが。
ところで、今度はラブライブ!サンシャイン!!2期12話についてちょっとばかり。
千歌がAqoursメンバーに、ラブライブで勝ちたいか、と訊いて回るシーン。
果南
「私はせっかくここまで来たんだし勝ちたいかな。でもそれ以上に楽しみたい。鞠莉やダイヤとの最後のステージを楽しみたい。
本当はせいせいしてんだけどね、やっとこれで終わりだって。
だからこそ勝ちたい。今をもっともっと楽しみたいから」
TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期第12話「光の海」より
「未熟DREAMER」や「MIRACLE WAVE」や色んな経験を経て、先ほども話したように、果南には吹っ切れた部分があったのだと思います。
その上で、「勝ちたい」以上に「楽しみたい」という気持ちが強く出てきたのだと思います。
言わなくちゃ 言わなくちゃ
わかってほしくて駆け出した
息が苦しいけど止まれない
言いたいけど 言いたいけど
好きって言葉じゃ足りないかも
なにすればいいんだろう? 走っちゃおう!
『RUN KAKERU RUN』より
わがままが言えるようになって、自分の気持ちを正直に伝えることに躊躇いがなくなって、
なにすればいいのかわからなくても、とりあえず走って伝えに行こう!
と、思った時にはもう駆け出してしまう、生き生きしている果南が大好きです。
そして何度でも言いますが、
千歌
「μ’sみたいに輝くってことは、μ’sの背中を追いかけることじゃない。自由に走るってことじゃないかな。全身全霊、何にも囚われずに、自分たちの気持ちに従って」
TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』1期第12話「はばたきのとき」より
先ほどの果南の台詞も『RUN KAKERU RUN』の歌詞も、Aqoursが、果南が、自分たちの気持ちに従って自由に走ってきたことの何よりの証明と言えるのではないでしょうか。
僕はそんな果南が好きだからこそ、もっと、どこまでも、自由に駆けていく果南のことをこれからも応援したいと思うんです。
よし、伏線回収
果南ちゃんお誕生日おめでとう🐬
— ズッキーニ◎ (@zucchini1230) 2022年2月9日
もっと、どこまでも、自由に駆けていく果南ちゃんをこれからも応援させてください
#松浦果南生誕祭2022
〇Aqours 6th Live<SUNNY STAGE>へ向けて
冒頭でお話させていただいたんですが、個人的には配信を含めて2年9ヶ月ぶりの有観客Aqoursワンマンへの参加になります。
『LOVELIVE!SUNSHINE!! UNIT LIVE ADVENTURE 2020 ~PERFECT WORLD~』
『LoveLive!Sunshine!! Aqours 5th Anniversary LoveLive! ~LET'S GO WONDER TRIP~』
僕はありがたいことにこの2つのライブに全日参加できることになっていました。
ところが皆さんも知ってのとおりライブは中止となり、皆さんと同じく参加することは叶いませんでした。
それでも、LOST WORLD、WHITE ISLAND、ユニットライブと希望は繋がれていましたし、それまで聴いてきたAqoursの曲に励まされて、次は絶対Aqoursに会いに現地に行くぞと気持ちを保っていました。
そしてAqoursキャスト自らが願って実現したという
『LoveLive!Sunshine!! Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~』
僕はTwitterでわめき散らしましたが、”2年ぶりに実家に帰る” という超個人的、超平凡な理由で現地参加を断念せざるを得ませんでした。
「これだけ悔しい思いして、またここで諦めないといけないのかよ…」
正直、そう思いました。
ちなみにですが、ドリコンDay.1の日には帰省ついでに6年ぶりの友人との予定もあり、配信ですらリアタイ参加を断念しました。
それでも、
梨子がラブライブ予選を欠場してピアノコンクールを選んだように、大好きだからといってそれがそれ以外を捨てる理由にはならないし、
うろ覚えですが、『AZALEA 1st LoveLive! ~In The Dark /*秘密の物語*/~』MCでの、受験とかでライブに参加できない人がいても私たちが走り続けていればどこかで合流できる、という小宮さんの言葉が、
“Aqours” が、ただ悲しんで止まることを許してくれない気がしました。
だからこそ、自分が次に行けるとしたら6thライブ埼玉公演、絶対に行こうと決めて、気持ちを切り替えることにしました。
しかし、です。
変なところで頑固なことに定評のある私です。
「久々の有観客Day.1を配信ですらリアタイできないなら、とことんAqoursを我慢して次に会うときに爆発させてやんよ!!!」
との謎理論でドリコン、そして6th OCEAN STAGEまでもガン無視することにしました。
さすがに合同カウントダウンライブを見ない選択はありませんでしたが。
感じている方もいるかもしれません。
こいつ、何を言っているんだと。
ええ、僕も思います。
ただその甲斐あって、想定より文量が増えるくらいには楽しみな気持ちが高まってるんです!
ああ、時間と体力とこれを読んでくださる優しいあなたが許してくれるならもっとAqoursへの気持ちを綴りたいけれど、少なくとももう時間と体力が足りません。。。
Aqoursがパフォーマンスしている姿は(公式が流してくれた映像以外)見れていないわけですが、ラジオ、生放送、Twitterの実況や感想などを通して、Aqoursの大きさというものをひしひしと感じています。
これだけ我慢して参加するライブなんて初めてなので、自分がどんな感情になるのか想像もつきません。
でも、これからも走り続けるAqoursのことを応援し続けたい、そう思うだろうなということだけは容易に想像ができます。
Aqoursメンバー一人ひとりが走り続けてきてくれたからこそ、こうしてまたAqoursに会いに行くことができる。それが一番嬉しいです。
きっとライブが終わってからも言うと思うんですが、先に言わせてください。
Aqoursが大好きです!!
〇最後に
Aqours 6thライブ SUNNY STAGE前にこれを読んでくださっている皆さん。
さあ、いよいよ待ちに待ったライブです!
Aqours 6thライブ SUNNY STAGEがもう終わった後にこれを読んでくださっている皆さん。
僕、なんて言ってるでしょうね!
(すみません、自分が気になっているだけです。)
そういえば、僕がファンミ以外で9人のAqoursに会ってるのって、全部メットライフドーム(現ベルーナドーム)なんですよね。
というか、メットライフドームでやったライブ、全部現地行ってるんですよね。
え、メットライフドームってAqoursに会うための場所だったりします?
え、Aqoursってメットライフドームでしか会えない系アイドルだったりします?
(※2022/3/7追記 僕、Aqoursに東京ドームでの4thライブでもあったことがありました。誤った記載となってしまい申し訳ございません<(_ _)>)
(※2022/3/7ついでに追記 僕、メットライフドームでAqoursの以外の公演でも行ったことがありました。過剰な記載となってしまい申し訳ございません<(_ _)>)
そんな不思議な縁も感じながら、週末を楽しみにしております。
長くなりましたが、改めて、
『Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock'n'Roll TOUR~<SUNNY STAGE>』
いよいよです!
輝くって、楽しむこと。
いま、全力で輝こう!
そして、一瞬一瞬をココロに刻みましょう!
それではいつかまた!
〇おまけ
おまけ、なんてないです!
全部が本編です!
さあ、あの場所、ベルーナドームへとスピード上げるよ!!!!!!!!!